お口の知識
赤ちゃんの歯磨きはいつから?成長に合わせたタイミング・やり方を知ろう
2023.09.20
こんにちは!
神奈川県横須賀市林にある、はる歯科クリニックです。
赤ちゃんがどんどん成長していくうえで、
「赤ちゃんの歯磨きはいつからはじめればいいんだろう…」
「歯が生える前に、やっておいた方がいいことはあるのかな?」
など、赤ちゃんのお口のケアについて気になっている親御さんも多いのではないでしょうか?
そこで今回は、成長に合わせた赤ちゃんの歯磨きのタイミングや、赤ちゃんの歯磨きでのよくある質問についてお答えします。
赤ちゃんの歯磨きについて疑問や不安があるママさん・パパさんは、ぜひこの記事をご覧いただき、小児歯科のはる歯科クリニックと一緒に疑問を解決していきましょう!
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【成長に合わせた】赤ちゃんの歯磨きをはじめるタイミングを知ろう!
赤ちゃんは生後6ヶ月前後ではじめての乳歯が生えてきますが、歯が生えてきたらいよいよ歯磨きの習慣づけのスタートです!
お子さんが将来、歯磨きを嫌がらず好きになってもらうためにも、歯が生える前からの対策をしっかり行っておくことが大切です。
ただし、歯が生えるタイミングはお子さんによって異なるため、お子さんの成長に合った歯磨き対策をはじめましょうね!
【~月齢6ヶ月前後まで】乳歯が生える前に、お口に触れられることに慣れておこう!
はじめての乳歯が生えるまでは赤ちゃんには歯がない状態なので、「まだお口のケアはなにもしなくてもいいのでは?」と思われる親御さんもいらっしゃるかもしれません。
ですが、歯磨きを嫌がらないお子さんに育ってもらうためには、じつはこの歯が生える前の事前の対策がとっても重要です!
というのも、赤ちゃんはお口や手などを触れたり触れられたりすることで、さまざまな感覚を育んでいるのですが、とくにお口や顔まわりはとても敏感なので、突然口の中に歯ブラシを入れられると赤ちゃんがビックリして、お口を触れるのを嫌がるようになってしまう可能性があるからです。
そのため、乳歯が生える前にお口を触れられることに対する抵抗感をなくしていけるように、たくさんの愛情を込めたスキンシップを心がけたり、お口やお顔まわりをやさしく触ってあげたりする対策を行うことが大切です。
その刺激はお子さんのお口の感覚を育て、顎や身体の成長にもつながりますよ!
また、赤ちゃんはママやパパにたくさん触ってもらうことが嬉しくて、
幸せホルモン『オキシトシン』もたくさん分泌され、心の成長にもつながりますよ!
【月齢6~12ヶ月ごろ】乳歯の生えはじめ!ガーゼ磨き・歯ブラシでの練習をはじめよう!
乳歯が生えはじめて離乳食を開始したら、赤ちゃんが嫌がらない程度に様子を見ながら、まずは「ガーゼ磨き」からはじめましょう。
ママの膝に仰向けにゴロンしてもらい、水orぬるま湯に湿らせて人差し指に巻いたガーゼで、前歯をつまむようにし、歯の表裏の汚れをやさしく拭き取ります。
もし仰向けを嫌がるようなら、仰向けが慣れるまでは授乳の姿勢や、立ったまま後ろからやさしく赤ちゃんを抱いて無理しない程度に行うなど工夫しましょう!
とにかくまずは無理せず、離乳食後・就寝前などに行い、徐々に赤ちゃんに慣れてもらうことからはじめます。
また、ガーゼ磨きに慣れてきたら、歯ブラシを使った歯磨きもはじめましょう。このときも無理をせず、赤ちゃんとコミュニケーションを取りながらやさしく磨きましょう。
カーゼ・歯ブラシで強く磨き過ぎたり、
上の前歯の歯茎中央にある「上唇小帯」というヒダに触れたりすると、
赤ちゃんが痛がってしまうので、注意して行いましょう!
【1歳~3歳ごろ】乳歯が生え揃う時期!自分で歯磨きができるように練習しよう!
1~3歳は、赤ちゃんの奥歯も生えてきて乳歯が生え揃う時期ですので、虫歯リスクが高まる時期でもあります。
そのため、虫歯の原因となる糖質の多い食事・おやつなどの摂取に気をつけたり、奥歯の表面の溝の深いところまで気をつけて歯磨きしたりするなど、注意する必要があります。
また、この時期は少しずつお子さんに自我が芽生えはじめる時期でもあるため、自分で歯ブラシを持ちたがったり、自分で歯磨きをやりたがったりするようになってくるでしょう。
これらは、お子さんが歯磨き習慣を身に付けるためにはとっても大事なことですが、まだお子さん一人では上手く磨けませんので、仕上げ磨き用歯ブラシで、汚れが溜まりやすいところをしっかり磨いてサポートしてあげましょう。
【赤ちゃんの歯磨き】よくある質問をチェックしよう!
最後に赤ちゃんの歯磨きに関する、よくある質問についてお答えしていきます。
ぜひ、一緒にチェックしていきましょう!
Q1. 赤ちゃんが歯磨きを嫌がるときの対策はありますか?
A.赤ちゃんが歯磨きを嫌がる理由には、お口に触れられることに慣れていなかったり、歯磨きをされたときに痛かったりなどがあります。
そのため、無理矢理歯磨きをするのではなく、歯磨きやお口に触れられることに慣れることからはじめてみましょう。
また、歯磨きは楽しいものだと知ってもらうために、歯磨きごっこをしたり、歯磨きの絵本や、YouTubeで歯磨きの歌を聞いたりなど、日常的に歯磨きに触れられる環境にすることも大切です。
\ 詳しくは、こちらの記事もチェック! /
Q2. 赤ちゃんの歯磨きの頻度はどのぐらい?
A.1日に行う赤ちゃんの歯磨き(ガーゼ磨き)の回数は目安は、離乳食後や就寝前など1日5~6回が目安ではありますが、まずは慣れるまでは1日1~2回を目安に焦らずゆっくり練習を重ねましょう。
Q3. 赤ちゃんの歯磨きグッズでおすすめはありますか?
A.赤ちゃんの歯磨きグッズのおすすめは、まずは安全性が高く、赤ちゃんが握りやすいものを選びましょう。
とくに1歳を過ぎると、お子さんが自分で歯ブラシを持って、口の中に入れてカミカミすることも増えてくるので、歯ブラシが持ちやすいことはもちろん、喉付き防止のストッパーがついたものだと安心です。
加えて、歯磨きに興味をもってもらうために、お子さん好みのキャラクターの歯ブラシを選ぶのもいいですね!
また、赤ちゃん用の歯ブラシはカミカミしてすぐに毛先がダメになってしまうので、仕上げ磨き専用の歯ブラシを別で用意しておきましょう。
奥歯まで届きやすい持ち手かつ、コンパクトなヘッドで細かいところも磨きやすい歯ブラシを選ぶのがおすすめです。
まとめ
赤ちゃんの歯磨きでは、まずはお口に触れること、そして歯磨き習慣をつけることがとても大切です。
乳歯が生えてきたらスムーズにガーゼ磨き・歯磨き習慣がつけられるように、歯が生える前からお口やお顔に触れながらスキンシップを取り、口に触れられることへの抵抗感をなくしておきましょう。
また、新生児~3歳頃までのこの時期はお子さんのお口の成長が著しく、体の基礎が築かれるとても大切な時期でもあります。
そのため、はる歯科クリニックでは赤ちゃんの歯磨きについてはもちろん、専門スタッフが赤ちゃん一人ひとりに合わせた「オーダーメイド」の発達ポイントや、口腔育成の工夫などもお伝えしています。
ですので、もし心配なことがある親御さんはお一人で悩まずに、些細なことでもぜひ小児歯科のはる歯科クリニックへお気軽にご相談くださいね!
では
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